"half a creature from the sea"
最初の1冊はこれにしようと決めていました。
David Almond 著の
"half a creature from the sea"
という短編集です。
Half a Creature from the Sea: A Life in Stories
- 作者: David Almond,Eleanor Taylor
- 出版社/メーカー: Walker Books Ltd
- 発売日: 2016/04/07
- メディア: ペーパーバック
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メディアはペーパーバック。
表紙の素材はややマットな質感です。
この本は
Books Kinokuniya Tokyoさんの
洋書セールで一目惚れして購入しました。
2015年発売のYAです。
セールのボックスでも一際目を惹く
装丁の美しさ。
ましてや海の中に蓄音機と家が浮いている
なんてロマンチックな表紙に、
心踊らないはずがありません!
裏表紙を見ると、短編集と書かれていて
英単語が数ワード、プカプカと浮いている
ようなデザインになっています。
(そんな遊び心もステキ!)
ささいな気遣いが装丁に多く現れる工夫は
YAに多いかな?と思います。
数ある本の中から、これがあまりに
ビビっときた理由はきっと
色なのかな。
日本では、海の絵を描くときに
あまり暖色を使おうとしない
イメージがあります。
でもこの本では空にオレンジ、
空と海の間にグラデーションができています。
夕日の中のイメージなのか、
はたまた朝焼けなのか。
時間軸は関係なく
暖かみのあるイラストにしたくて
このカラーを用いたのか。
定かではありませんが、
私はこの色の感覚がとても好きでした。
なぜだか、私にはこのオレンジが
夕日でも朝焼けでもないような
ファンタジックな印象に見えました。
そのせいで
より魅力的に思えたのだと思います⋆
短編集とあるので、たくさんある中の
いったいどんなお話のイラストが
採用されているのか、
そこも見どころでしょう☺︎
実は本の中にも少しだけイラストが
描かれています。
こちらのイラストも表紙と同じ、
Eleanor Taylor氏という方でした。
あえてこのブログでは
なるべく中身のストーリーには
言及せずに、
表紙の魅力だけをお話ししたいと
思っています。
1冊の本が、国を跨いで私の元に
たどり着いたときに
デザインや佇まいだけで
私に訴えてきたものをシンプルに
伝えたいと思うので☺︎
こんな風に好きな本をこれからも
紹介したいと思います。
よろしくお願いします⋆